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対談/講演
「長生き時代」を生きる老・病・死の不安をどう乗り越えるか
著者
あらすじ・概要
超高齢化社会に突入し、人生80年、90年時代を迎えた日本。しかし、それに伴って様々な病気に罹患する率も高くなっている。
長寿を充実させ楽しむためにはどうしたらよいか、作家と医師が語り合う。
100歳以上人口は現在約5万4000人。
経済の躍進、医療の目覚しい進歩のおかげでわずか50年で世界でも類を見ない長寿大国になった日本だが、
「長生き」すればするほど、病気や認知症にかかる率も高くなる。
しかし、あまりにも高齢化が急速なため、医療・年金・福祉などの対応が遅れているのが現実だ。
そんな不安や悩みを乗り越えて長寿を充実して生きるにはどうしたらよいか。
作家にして精神科医の加賀乙彦、作家・落合恵子、そして老年医学の泰斗・小澤利男が、
自らの経験も踏まえて「長生き時代」の生き方について縦横に語り合う。誰にとっても未知の体験、「高齢者になること」。
でもそれは不安だけではなく、新しい自分との出会いをもたらしてくれる「年齢からの贈り物」でもあるのだ。
【目次】
第1部 「長生き病」が増えてきた 小澤利男と加賀乙彦の対話
第2部 急速な高齢化のひずみ 落合恵子と小澤利男の対話
第3部 老いの心がまえ 加賀乙彦と落合恵子の対話