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知のトレッキング叢書「マイナンバー」が日本を壊す

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著者

著者:斎藤 貴男

あらすじ・概要

国民総背番号制という悪夢が現実のものとなった。
同様の制度を導入しているアメリカや韓国が、情報流出と不正使用に喘ぎ、アメリカはすでに番号分散化を検討している。日本はいったいどこへ向かっているのか。
目先の僅かな利益、利便性への代償は計り知れない。
崩壊必至のマイナンバー制度の問題点を明らかにする。

[目次]より
序章 舞番号
第1章 蘇る「国民総背番号」
モデルはエストニア/マイナンバーはいいことづくめ?/きっかけは「消えた年金」問題 ほか
第2章 私たちを腐敗させるシステム
マイナンバー狂騒曲/企業の管理も大きな負担/“グローバルスタンダード"という嘘 ほか
第3章 世界を変えたビッグデータ
「ワンカード化」のねらい/改正個人情報保護法とは?/「国民は奴隷になりたがっている」 ほか
第4章 超監視社会がやってくる
有識者会議が夢想していた監視体制/監視ツールが繋がる日/“防犯カメラ"による冤罪 ほか
やや長いあとがき

-推薦文-
「政治権力と巨大資本がなぜ監視社会を求めるのか、それを本書は明らかにする」内田樹氏
「マイナンバーは監視社会を強化するための法律」三枝成彰氏
「マイナンバーとあるが、〈私の〉ではない〈国家の〉である。」木村元彦氏
「少なくとも今のままでは反対せざるを得ない」想田和弘氏