2014年入社。紙の本の進行・製造管理を担う制作部に配属され、文芸雑誌・各種単行本・文庫レーベル・写真集・美術全集等、書籍全般を幅広く担当。用紙や印刷、特殊加工、製本に関する知識を学び、現部署に異動。本からグッズへとフィールドを変えて現在も制作業務を担当中。
小中高時代は運動部漬けの日々を過ごし、学生時代はネットメディア運営とエンタメ全般に没頭しました。まだ小さな子どもの子育てと仕事の両立に奮闘しています。
INTERVIEW
私の仕事紹介
コンテンツ事業部商品企画課は、マンガ作品の原作絵柄を使用したグッズを企画・販売することがメインの業務です。缶バッジやアクリルスタンドなどの定番商品から、こだわりの立体造形、アパレル商品、雑貨、食品など幅広い商品を取り扱っています。
企画担当者が製造委託先とともにコンセプトをつくり上げることが商品企画のスタート地点になります。私が担当している「制作業務」は、グッズの仕様上リスクの洗い出し、社内承認を得るための各種手続きサポート、製造発注、納品管理、発売後のトラブル解決など、あらゆる場面で企画に伴走をしていく業務です。「製造に関するなんでも屋」として、企画のはじまりから無事にお客様に商品が届くまでを支えるのが仕事です。
この仕事がアツい!
コロナ禍真っただ中での展覧会開催。それにともなうグッズ制作は多くの困難がありました。グッズは海外製造のものも多く、各国、各都市で日々状況が変わるなかで、イベント開幕日は不動の締切として迫ってきます。一方で、巣ごもり需要の追い風も吹き、お客様の期待が高まっているのもひしひしと感じていました。無事に商品を届けることができれば待っているお客様はたくさんいる、そんな確信のなかで製造委託先の皆さんと一つ一つ壁を乗り越えていきました。無事、会場まで商品をお届けし、盛況に終わったときは大きな達成感がありました。
マンガ作品はそれだけで素晴らしいものですが、グッズという日常に寄り添う形を得ることで、より身近に、深く作品を感じることができます。お客様の期待と想像を超える体験を実現するためには、あらゆる商品への挑戦が不可欠です。その挑戦のなかに様々な課題はありますが、編集部と密に連携できるという恵まれたポジションを最大限に活かして、よりよい商品開発に繋げていけたらと思います。