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文学全集

完訳ファーブル昆虫記 第8巻 上

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あらすじ・概要

カメムシが産む卵は美しい陶器の壺のよう
嫌な匂いを発するカメムシの小さい卵はまるで陶器の壺のように美しい。また幼虫が卵から出てくるときびっくりするような不思議な細工が隠されています。それを見つけたファーブルの観察力にも感動!

【目次】
1章 ハナムグリ――“親よりも先に生まれる子供"の謎
(標本図・オウシュウツヤハナムグリ、図・ハナムグリの一生)
2章 エンドウゾウムシ――自然界の収税吏
(標本図・エンドウゾウムシ)
3章 エンドウゾウムシの幼虫――豆の大きさと幼虫の数
4章 インゲンマメゾウムシ――外来の虫の災厄
(標本図・インゲンマメゾウムシ)
5章 カメムシ――厳重な卵の蓋をはずす巧妙な仕掛け
(標本図・ムラサキカメムシ)
6章 セアカクロサシガメ――肉食のカメムシ
(標本図・セアカクロサシガメ)
7章 コハナバチ――巣穴に侵入する寄生バエ
(標本図・シマコハナバチ)
8章 コハナバチの門番――巣穴の入口を守るハチの役割
(標本図・ハヤデコハナバチ)
9章 コハナバチの繁殖――雌のみの世代と雌雄両性の世代
(標本図・タカネコハナバチ、図・コハナバチの家族と巣の季節変化、
図・コハナバチの世代の季節消長)