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書誌情報

集英社オレンジ文庫

後宮の烏 3

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著者

著者:白川 紺子装画:香魚子

あらすじ・概要

「梟」が残した羽根に、自らの行く末を重ねる寿雪。
先代の戒めに反し夜明宮は孤独から遠ざかるも、寿雪自身は真に虚しさから逃れることが出来ずにいた。
烏妃の元には、今宵も訪問者が絶えない。泊鶴宮での怪異は、やがて烏漣娘娘への信仰を脅かす『八真教』へと通じて……? 
他方、高峻は烏妃を「烏」から解放する一筋の光明を見出し、半信半疑ながらも寿雪と共にあることを決めた。
それぞれの過去が少しずつ明らかになり、真実はなおも遠い――。それでも確かに進んでいく、たとえ禁忌に触れることになろうとも……。

真の”救い”は光であり、葛藤……。
数多の謎が繋がり、導く……歴史が再び動き出す――
シリーズ続々大重版出来!!
圧倒的中華幻想譚、第三弾。