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書誌情報

集英社オレンジ文庫

神招きの庭 4断ち切るは厄災の糸

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著者

著者:奥乃 桜子装画:宵 マチ

あらすじ・概要

大地震の神を鎮めよ。大人気、古代和風ファンタジー!
神に逆らう「物申」の能力を受け継ぐために、綾芽は二藍以外の男性との間に子を生さねばならない。
受け入れがたい王命は、二人の関係に影を落とした。
覚悟の定まらぬまま男性のもとへ向かった綾芽だが、そこに斎庭から緊急の使者が訪れる。
地震を引き起こす恐れのある神を招いたものの、様子がおかしいというのだ。
いくつもの地脈を巻き込んで異形と化した神を元に戻すため、綾芽は神鎮めに挑むが……。
一方二藍は、八杷島の祭官・羅覇をおびき出し、八杷島の真意を問いただそうとする。
そこで明らかにされた真実とは……!?

【神招きの庭】シリーズ
兜坂国の斎庭(後宮)は、神を招き、もてなす場。
神は実体を持ち、豊穣と繁栄をもたらす反面、ひとたび荒ぶれば恐ろしい厄災を引き起こす。
親友の死の真相を探るために斎庭にやってきた綾芽は、王弟の二藍とともに国を揺るがす陰謀に立ち向かう……!