書誌情報
集英社オレンジ文庫
ハイランドの花嫁偽りの令嬢は荒野で愛を抱く
著者
あらすじ・概要
私はこの荒野で幸せになる…あなたと!
不遇の修道女から身代わり伯爵令嬢、そして敵国の氏族長の妻へ…!
15世紀末イングランド。伯爵令嬢でありながら庶子であり、姉が世間体の悪い死を遂げたために修道院に押し込められていたシャーロットはある日、父に伯爵家の屋敷に呼び寄せられ、こう告げられる。
「シャーロット。そなたに命じよう。エリザベスの代わりに嫁ぐのだ。スコットランドのハイランドへと」
スコットランドは当時、イングランドの敵国。そしてハイランドがどんなところか、シャーロットはまったく知らない。しかしシャーロットに背く術はなく、言われるままにエリザベスになりきるため、赤毛をブロンドに脱色し、着たこともないようなドレスに袖を通して結婚式に参列するのだが……!?
偽りから始まる、真実の愛。
そしてシャーロットが見つけた幸せの形とは…?