書誌情報
集英社オレンジ文庫
京都伏見は水神さまのいたはるところずっと一緒
著者
あらすじ・概要
「一緒にいよう、ひろ――この先ずっと一生、おれのでいて」
と拓己がひろに言い、ふたりが永遠を誓い合ったのは春の夜のこと。
そしてどうやら、自分たちが故郷に帰るのを待って、夏にひろにプロポーズするらしいと知った「清花蔵」の蔵人たちは、そんな拓己の企みをこっそりひろに耳打ちして……!?
高校1年生の時に、東京から京都伏見に来てから早や8年――。
長い時をかけて、ゆっくり気持ちを確かめ合ったふたりが遂に結婚!
家族や友人たちや水神シロをはじめとする、ふたりにとって大事なたくさんの人たち(と、人ならざるものたち)が一堂に会し、ふたりを祝福する――!
じんわり、ほっこり、京都あやかし事鎮め物語、感動のフィナーレ!