書誌情報
集英社オレンジ文庫
草原の花嫁
著者
あらすじ・概要
奴隷の偽皇女が皇后になる!
人生諦めモードから逆転中華ファンタジー
皇族の生まれながら奴隷に身を窶した翠鳳は、和平の証として敵国・北宣に嫁ぐことに。だが北宣には政の安定を図るため、皇太子の実母は死を賜る“子貴母死”の慣習があった。おまけに奴隷の翠鳳は皇帝の命で、皇女と身分を偽っていたのだ。文化、価値観の違いや嫌がらせと戦いながら綱渡り後宮生活が始まる――はずだったが、北宣の皇帝・永昊にある思惑があって?
自国にいても奴隷、嫁げば献上された戦利品。
花嫁道中海賊に襲われ、後宮では命を狙われ、文化の違いからできないことも多いけど、他に居場所はなくここで生きていきたい――。
翠鳳は自分の居場所を作ろうと奮闘する!