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書誌情報

集英社新書

イスラムの怒り

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著者

著者:内藤 正典

あらすじ・概要

ムスリムにとって、命にかえても守る「一線」とは何か?
なぜジダンは、06年ワールドカップ決勝戦で頭突きをしたのか?
なぜムハンマド風刺画問題に、ムスリムは激しく抗議したのか?
 06年サッカー・ワールドカップ決勝戦で、ジダンは何に激怒してマテラッツィに頭突きをしたのか。この問いかけから、イスラム教徒(ムスリム)は、何に怒っているのか、そして我々のイスラム理解はいかに間違っているか、なぜ西欧はイスラムを嫌うのか、をわかりやすく解きほぐす。ムスリムに対してしてはいけないこと、そしてそれはなぜいけないか、なども豊富な実例つきで解説。異文化交流への道を探る。

[著者情報]
内藤 正典(ないとう まさのり)
一九五六年東京生まれ。七九年東京大学教養学部教養学科(科学史・科学哲学分科)卒業。ダマスカス大学、アンカラ大学で研究に従事。九七年から一橋大学大学院社会学研究科教授。ユネスコ人文・社会科学セクター科学諮問委員。専門はイスラーム圏と西欧の国際関係、多文化共生論。著書に『ヨーロッパとイスラーム』『激動のトルコ』『イスラーム戦争の時代』など多数。