書誌情報
集英社新書
ルポ 森のようちえんSDGs時代の子育てスタイル
著者
あらすじ・概要
各界から絶賛の声、多数!
学者でも実践者でもなく、ジャーナリストだから描けた現実と提案!
この本をたくさんの人が読んでくれて森のようちえんがどんどん増えれば、僕のワークショップなんかよりもはるかに実効的になります。(社会学者・宮台真司さん)
我が意を得たり。(生物学者・福岡伸一さん)
子供にも大人にも必要な経験値が、森のようちえんでは沢山得られるような気がする。(新聞記者・望月衣塑子さん)
このテーマでは一番しっかりした本です。(教育学者・汐見稔幸さん)
森のようちえんについての初めての本格的な本だと思います。今後とても重要な一冊となるはずです。これぞ、教育・保育の本質。おすすめです! (教育学者・苫野一徳さん)
「いもいも森の教室」の活動を通して感じたことが完璧に言語化されていました。教育の流れが変わると思います。(教育者・井本陽久さん(イモニイ))
この本には、大げさでなく、日本再生、いえいえ人類再生のヒントがあると思います。(教育評論家・親野智可等さん)
最近、日本中で急速に広がりつつある幼児教育のムーブメントがあります。
自然のなかで子どもたちを自由に遊ばせながら育てる幼児教育・保育活動、通称「森のようちえん」です。
森のようちえんでは子どもたちの「自己肯定感」や「身体感覚」、そして近年話題の「非認知能力」がぐんぐんと育ちます。
それだけではありません。森のようちえんは日本の教育の常識、さらには社会構造さえも変えてしまう可能性を秘めているのです。
その教育の真髄は一体どこにあり、私たちはいかなる子育てのヒントを得られるのでしょうか?
日本全国での丹念な取材から驚きの全貌を描き出した、子育てや教育に関わるすべての人にとって必読の一冊です。
【目次】
はじめに
第一章 「おもちゃ」なんていらない ヨーロッパの「森の幼稚園」との違い
第二章 「おとな」は見てるだけ!? モンテッソーリやシュタイナーとの共通点
第三章 「せいちょう」を焦らない 非認知能力を引き出す自然のマジック
第四章 「きょうしつ」って何? 森を揺るがす幼児教育・保育無償化制度
第五章 「しぜん」は子どもの中に 都市部でもできる森のようちえん
付録 「非認知能力」とは何か?
【著者略歴】
おおたとしまさ
教育ジャーナリスト。1973年東京生まれ。株式会社リクルートから独立後、数々の育児誌・教育誌の編集に携わる。育児や教育の現場を丹念に取材し、斬新な切り口で考察する筆致に定評がある。著書は『なぜ、東大生の3人に1人が公文式なのか?』(祥伝社新書)、『世界7大教育法に学ぶ才能あふれる子の育て方 最高の教科書』(大和書房)、『いま、ここで輝く。~超進学校を飛び出したカリスマ教師「イモニイ」と奇跡の教室』(エッセンシャル出版)など多数。