書誌情報
集英社文庫(日本)
残酷な王と悲しみの王妃 2
著者
あらすじ・概要
愛しい、ゆえに憎い。尊い、ゆえに卑しい。
絵画の旅人、名エッセイストが贈る、ヨーロッパ王族の過酷な運命。
図版満載!
時代も場所も遠く離れた王や王妃の生き方は、何故に私たちに刺さるのか? 同性愛者ゆえに世継ぎ問題で悩んだルートヴィヒ二世。三百年も続いた大王朝の終焉を目にしなければならなかったアレクサンドル三世妃マリア。決死の亡命劇が滑稽にさえ見えるカルロス四世。愛した男のために幽閉されたカロリーネ・マティルデ。名画や写真を手掛かりに、王族たちの光と影を紐解く、歴史読物第二弾!