書誌情報
集英社文庫(日本)
風に吹かれて、旅の酒
著者
あらすじ・概要
神戸でジャズ、山奥の村のクラス会、上野でとんかつ
これが居酒屋探訪家の日常です
オリジナルカラー文庫 いきなり文庫!
取材の旅から戻ったら、さあ趣味の時間だ。銀幕のスターの演技に酔い、女流浪曲師の口演にしびれ、旅先で買い求めた蒐集品の整理にいそしむ。ワタクシ、居酒屋のカウンターに座っているばかりではないのですぞ。でもそのおかげで「独自の視点から日本の食文化に貢献」と文化庁から表彰状をいただいたんですから、世の中捨てたものじゃありません。70歳を超えてなお充実の日々をつづったカラー文庫。