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書誌情報

集英社文庫(日本)

呪い人形

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著者

著者:望月 諒子

あらすじ・概要

望月諒子の語りに摑まれると、絶叫マシンに乗ったかのようにぶんぶん振り回される──大森 望(解説より)
人間が秘める暗部に鋭く迫る傑作ミステリー、新版で登場!

悪名高い宗教家が入院中に死亡した。多額の布施を強要されて家族を失った老婆が「自分が呪い殺した」と名乗り出る。しかし疑いの目は研修医の工藤孝明に。濡れ衣を晴らし個人病院の勤務医になった工藤だが、またも彼の目の前で患者が死亡する! 取材を進めるフリーライターの木部美智子は、「呪われて」死んだ者がほかにもいることを知るが──。人間が秘める暗部に鋭く迫る社会派ミステリー。