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書誌情報

集英社文庫(日本)

想いが幕を下ろすまで胡桃沢狐珀の浄演

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著者

著者:松澤 くれは

あらすじ・概要

誰もいない舞台に響く足音/スタッフが次々襲われる劇場ロビー/役者を金縛りにする恐ろしい視線
……鎮めるためには、幽霊と一緒に即興劇!?
想いを通わせるのに、生きてるか死んでるかは関係ない! いきなり文庫!

志佐碧唯は、22歳の駆け出し女優。期待を胸に初めての舞台仕事へ向かうと、目の前でセットのパネルが転倒! 間一髪、怪我は免れたが、その後も不可思議な事件は続く。そこへ謎の演出家・胡桃沢狐珀が現れる。これらの怪異を引き起こす霊を浄めるため、彼らとともに即興劇をすると言うが──。劇場に宿る特別な想いとは何か。役者の醍醐味とは何か。生者と死者が織りなす感動ホラー劇場、開幕。