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書誌情報

集英社文庫(日本)

決定版 女人源氏物語 二

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著者

著者:瀬戸内 寂聴

あらすじ・概要

物語は早くも最高潮に――
若く美しい男女たちが本能のままに激しく求め合う!

花の宴の夜、20歳となった光源氏は、16歳の朧月夜と出会い、恋に落ちる。
だが、彼女は源氏の兄で時の天皇・朱雀帝に嫁ぐ身だった。
この大胆な三角関係が発覚したことで、宮廷内で立場が悪化し、都落ちに。
しかし、彼は流謫の地・須磨で18歳の明石と出会い、新たな妻として迎える――。
本巻では、若く美しい男女たちが激しく求め合う様を描く。

愛の恍惚と苦悩がほとばしる「瀬戸内源氏」を象徴する一冊。