書誌情報
集英社文庫(日本)
救命センター カンファレンス・ノート
著者
あらすじ・概要
「救急医療の最前線で命を救い続け、生死の境に立ち続けたからこそ知り得た世界」
藤岡陽子氏絶賛!
急増する収容要請、緊迫の新型コロナ対応……。生命と向き合う救急医療のリアル。
東京下町の救命センター。
重症重篤な救急患者を24時間態勢で収容する医療機関だ。
今は、患者の高齢化と救急要請の増加が問題となっている。
飛び降り自殺の女性、災害派遣医療チームが収容した工事作業員、コロナ感染していた脳梗塞男性……。
個々の病状や事情を踏まえて、どこまで医療介入すべきか、最善を尽くすため悩み続ける医師たち。
生命と向き合う緊迫の医療を現役医師が綴った本音ノート。