書誌情報
集英社文庫(日本)
地面師たちアノニマス
著者
あらすじ・概要
100億円という前代未聞の不動産詐欺を成し遂げた彼らが地面師になるまでを描く、それぞれの前日譚――。
司法書士歴20年の後藤は、一人娘の塾代に困るほど、薄給に喘いでいた。
そんな中、山中と名乗る実業家から300万円で不正への加担を依頼される。
喉から手が出るほど欲しい金額だが、事務所の所長を裏切れないと拒否。
だが、事態は一変し!? (「ランチビール」)など、スピンオフ短編、全7編。
巻末対談 ピエール瀧×新庄耕「小説と映像、溶け合う境界」も収録。