書誌情報
集英社文庫(日本)
災害特派員その後の「南三陸日記」
著者
あらすじ・概要
第53回大宅壮一ノンフィクション賞候補作
第20回新潮ドキュメント賞候補作
人を殺すのは「災害」ではない。
いつだって「忘却」なのだ――。
東日本大震災の最前線に住み込み、現地の人々と共に暮らしながら、小さな声に耳を傾け続けた日々。
家族全員を失った女性、直後に授かった新しい命、児童や教員の死に苦悩する学校関係者、親友のカメラマンの死……。
朝日新聞に掲載され、大反響を読んだ「南三陸日記」の続編とも呼べる震災ルポルタージュの傑作。文庫化。