書誌情報

集英社文庫(日本)

谷崎潤一郎犯罪小説集

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著者

著者:谷崎 潤一郎

あらすじ・概要

世紀末、悪魔主義。
こんな「谷崎」読んだことない!?

仏陀の死せる夜、デイアナの死する時、ネプチューンの北に一片の鱗あり……。偶然手にした不思議な暗号文を解読した園村。殺人事件が必ず起こると、彼は友人・高橋に断言する。そして、その現場に立ち会おうと誘うのだが……。懐かしき大正の東京を舞台に、禍々しき精神の歪みを描き出した「白昼鬼語」など、日本における犯罪小説の原点となる、知る人ぞ知る秀作4編を収録。(解説/渡部直己)