書誌情報

集英社文庫(海外)

ポケットマスターピース11ルイス・キャロル

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著者

著者:ルイス・キャロル編:鴻巣 友季子編集協力:芦田川 祐子

あらすじ・概要

キュート&ナンセンス❤
アリス3部作をまとめて収録! 妖精姉弟との交流を描く『シルヴィーとブルーノ』は完結篇も掲載。短篇2本も加えた、論理や常識を覆すキャロルの迷宮へようこそ (解説/鴻巣友季子)

鴻巣友季子=編
編集協力=芦田川祐子

【収録内容】
不思議の国のアリス
鏡の国のアリス
子ども部屋のアリス
シルヴィーとブルーノ(抄)
シルヴィーとブルーノ 完結篇(抄)
驚異的写真術
運命の杖
解説 鴻巣友季子
作品解題 芦田川祐子
ルイス・キャロル著作目録
ルイス・キャロル文献案内
ルイス・キャロル年譜

著者について
ルイス・キャロル
イギリスの作家・数学者。本名チャールズ・ラトウィジ・ドッドソン。チェシャ州ダーズベリーにて、英国国教会牧師の長男として生まれる。
13歳ころから家庭内雑誌の編集を行い、自作のエッセイ、パロディ、詩などを掲載。
母校オックスフォード大学特別研究員、数学講師として学究生活を送る傍ら、ルイス・キャロルのペンネームで雑誌に詩や短篇を寄稿、写真にも情熱を注ぐ。
33歳で刊行した『不思議の国のアリス』は好評を博し、以後数十ヶ国語に翻訳されて世界的なベストセラーとなり、その人気はいまだ衰えていない。

鴻巣友季子(こうのす・ゆきこ)
東京都生まれ。翻訳家。お茶の水女子大学英文科大学院修了。
著者に、『明治大正翻訳ワンダーランド』(新潮新書)『全身翻訳家』(ちくま文庫)、『孕むことば』(中公文庫)、『カーヴの隅の本棚』(文藝春秋)、
『熟成する物語たち』(新潮社)、『翻訳教室』(ちくまプリマー新書)、『本の森 翻訳の泉』(作品社)ほか。
訳書に、トマス・H・クック『緋色の記憶』、J・M・クッツェー『 恥辱』『イエスの幼子時代』、マーガレット・アトウッド『昏き目の暗殺者』『ペネロピアド』、
エミリー・ブロンテ『嵐が丘』、ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』、マーガレット・ミッチェル『風と共に去りぬ』など多数。

芦田川祐子(あしたがわ・ゆうこ)
1975 年生まれ。英国レディング大学大学院英文学博士課程修了。現在、文教大学文学部准教授。専門はイギリス児童文学、おとぎ話批評。
共著書に『絵本ものがたりFIND』(朝倉書店)、『乳幼児の保育・教育』(放送大学教育振興会)、『英語圏諸国の児童文学I』(ミネルヴァ書房)など。

(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)