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書誌情報

小説/戯曲

今夜、喫茶マチカネで

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著者

著者:増山 実

あらすじ・概要

「実は、私には、今まで誰にも話してこなかった、秘密があります」

昭和29年に大阪の待兼山駅前で父と母が始めた書店と喫茶店。
1階の書店を兄が、2階の喫茶店を弟が継いだが、時代の流れもあり、65年続いた店の歴史の幕を閉じることに。
残された数ヶ月間、月に一度開かれる「夜会」で、街にゆかりの人々が語る
とっておきの思いがけない体験、生涯最高の思い出とは……。心あたたまる連作短編集。
(第一話:待兼山ヘンジ/第二話:ロッキー・ラクーン/第三話:銭湯のピアニスト/第四話:ジェイクとあんかけうどん/第五話:恋するマチカネワニ/第六話:風をあつめて/第七話:青い橋)


【著者略歴】
増山 実 (ますやま・みのる)
1958年大阪府生まれ。同志社大学法学部卒業。2012年に「いつの日か来た道」で第19回松本清張賞最終候補となり、それを改題した『勇者たちへの伝言』で2013年にデビュー。同作は2016年に第4回大阪ほんま本大賞を受賞した。他の著書に『空の走者たち』『風よ 僕らに海の歌を』『波の上のキネマ』『甘夏とオリオン』『ジュリーの世界』(第10回京都本大賞受賞作)『百年の藍』がある。