書誌情報
随筆/ノンフィクション/他
たかがジャンプ されどジャンプ日本フィギュアスケートに金メダルをもたらした武器
著者
あらすじ・概要
伊藤みどりのトリプル・アクセルから、羽生結弦が挑戦する前人未踏のクワッド・アクセルまで。
スケート連盟強化部長・国際審判員として長く舞台裏で活躍してきた著者が記す、日本フィギュアスケートの技術の歴史書。
伊藤みどり、荒川静香、安藤美姫、浅田真央、高橋大輔、羽生結弦、宇野昌磨、鍵山優真……日本フィギュアスケートを世界の頂点に導いた裏には、日本人ならではの特性を生かした高度な技術「ジャンプ」という武器があった――。
<目次予定>
第1章 日本人はなぜ勝てるようになったのか
第2章 伊藤みどりが確立した日本人とジャンプの「勝利の方程式」
第3章 金メダルを手にした荒川静香と、ライバルたちが築いた「総合力」
第4章 浅田真央とキム・ヨナ
第5章 羽生結弦の「勝つ才能」
第6章 羽生結弦の金メダル、そして五輪連覇
第7章 ネクスト羽生世代と、クワッド・アクセルへの挑戦
(内容は変更になる場合があります)
<著者プロフィール>
しろた・のりこ●1946年東京都生まれ。フィギュアスケート女子シングルおよびアイスダンスの選手として活躍。全日本選手権アイスダンスで2連覇。引退後、94年から2006年まで日本スケート連盟フィギュア強化部長を務める。
06年トリノオリンピックでは荒川静香の日本初の金メダル獲得を牽引。ISU(国際スケート連盟)レフェリー・ジャッジの資格を持ち、長年にわたりオリンピックや世界選手権などで審判員も務めた。