書誌情報

ベルベット文庫

悪魔に捧げた身代わりのキス

埋め込みコード(HTML)

※このコードをコピーしてサイトに貼り付けてください

あらすじ・概要

無垢な令嬢シドニーは、ジョナスという男と一週間をすごすために、クレイヴン城へやってきた。
ジョナスは前ヒルブルック子爵の庶子で、耳から口の端まで走る傷跡があり、怪物のようだと言われている。
彼女がこの城へ来たのは、姉のロバータが賭博でジョナスに多額の借金を負い、彼と一週間をともに過ごして
それを帳消しにしてもらうのを、肩代わりするためだった。ジョナスは姉思いで美しく気丈なシドニーに興味を引かれた。
無垢な娘なら怯えて逃げるだろうと思い、キスをしたが、シドニーは逃げようとしない。
軽いキスだったにもかかわらず、ふたりとも衝撃を受け、強く惹かれ合った。
ジョナスはシドニーにある提案をする。彼はシドニーを誘惑するよう努力するが、
彼女の承諾がないかぎりことにおよばない。ただし夜は同じベッドで眠る、というのが条件だった。
シドニーはジョナスの誘惑に屈しない自信があり、それを受け入れるが…。
人気作家が『美女と野獣』を下敷きに描く、極上のヒストリカル・ロマンス。