書誌情報

ベルベット文庫

ハイランドの仇に心盗まれてハイランド・ガード3

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あらすじ・概要

NYタイムズのベストセラー入りの大人気作!

スコットランドがイングランドの支配下にあった14世紀、スコットランドは、イングランドの支配を受け入れるか、独立かを巡って、真っ二つに割れていた。
祖国スコットランドの統一とイングランドからの独立を目指した、スコットランドの王ロバート・ブルース。彼が精強なイングランド軍に対抗するため、極秘裏に結成した精鋭秘密戦士団〈ハイランド・ガード〉。
アーサー・キャンベルは〈ハイランド・ガード〉の一員であり、イングランド支持者のふりをして、イングランド支持のハイランド領主マクドゥーガルの城に入り込み、諜報活動を行っている。ブルースがスコットランドを統一するためには、マクドゥーガルの一族を倒さなければならない。その戦いに備えているのだ。
また、アーサーにとって、マクドゥーガルの当主ジョンは、父の仇でもあった。父はジョンに、卑怯なだまし討ちで殺された。アーサーは、ジョンへの復讐を心に誓っていた。
任務のため、城内ではできるだけ目立たないようにふるまうアーサーだが、マクドゥーガル家の令嬢アナに、どういうわけかつきまとわれ、注目を集めることになってしまう。アナにはアナの目論見があって……。

敵対する一族の男と女という、「ロミオとジュリエット」を思わせる設定で、激動の時代に燃え上がる切ない恋を描く、ドラマティックな王道ロマンス。

【著者について】
モニカ・マッカーティ(Monica McCarty)
NYタイムズ、USAトゥディのベストセラー作家。RITA賞最終候補に複数回ノミネート。RTレビュワーズ・チョイス賞受賞。スタンフォード大学ロースクールを卒業して弁護士資格を持つが、プロ野球選手である夫の生活に合わせるため、弁護士を辞めて作家となる。スコットランド中世史をこよなく愛しており、スコットランドが舞台のロマンスのみを手掛ける。「ハイランド・ガード」のシリーズの作品はいずれも〈Amazon.com〉〈Goodread.com〉で☆4.1以上を獲得するなど、全米で次回作が期待される実力派。