書誌情報
インターナショナル新書
あのSFはどこまで実現できるのかテクノロジー名作劇場
著者
あらすじ・概要
昭和から平成の人気SF作品に描かれた心躍るテクノロジーの数々を、2023年の科学技術で検証。IT化、自動運転、AI、音声認識など、いまここにあるテクノロジーの現在地が名作とともにわかる一冊!
(登場作品)
◇漫画『バビル2世』/スペック対決:「バベルの塔」のコンピューター vs. 現代のスパコン!!
◇ドラマ『ナイトライダー』/自動運転し、会話もできるドリームカー「K.I.T.T.」は作れるのか?
◇漫画『わたしは真悟』/1980年代に描かれていた「AIに仕事を奪われる恐怖」
◇漫画『火の鳥 未来編・復活編』/人間の記憶を移植し、複製するコネクテッドロボット「ロビタ」
◇映画『2001年宇宙の旅』/「HAL 9000」のように未来のコンピューターは殺人を犯すか?
◇映画『ブレードランナー』/「レプリカント」はAI研究の延長線上か?
◇アニメ『新造人間キャシャーン』/「キャシャーン」が必要とする太陽エネルギーは何ワット?
◇映画『ターミネーター』/液体金属のボディを持つ「T-1000」のメインコンピュータはどこに?
◇漫画・アニメ『攻殻機動隊』/BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)による電脳化への道
上記以外にもテクノロジーに関する知的好奇心をくすぐるテーマが満載!
■著者略歴
米持 幸寿(よねもち ゆきひさ)システム情報科学博士。1966年、埼玉県生まれ。1987年日本アイ・ビー・エム入社後、自動運用ソフトウェア開発、先進テクノロジー利用の提案・試行案件の技術サポート、講演・執筆活動などを経たあと東京基礎研究所研究員を経験。2015年から2019年までホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパンで実用化リエンジニアリングMgr、研究戦略室長などを務め、2020年2月にPandrbox(パンドラボックス)を創業。現在は同代表として、音声対話インターフェースの研究・開発に携わっている。