集英社コバルト文庫
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2011年7月1日発売
(紙版2004年11月30日発売)
著:毛利志生子イラストレーター:増田メグミ
女王の谷(ゲルモロン)――吐蕃の東方にあり、王ではなく女王が統治をする小国。その谷の女王で暴君だったカウラが、突然謎の死を遂げる。リジムの代わりに新女王の即位式に出るため、翠蘭は幼なじみで護衛官の尉遅慧(うつちけい)を伴って谷へと向かう。しかし後継者の神託を受けたラトナは翠蘭にこっそりと「女王にはなりたくない」と打ち明けて。各々の秘められた想いと欲望渦巻く谷で翠蘭は。加速する歴史ロマン。