書誌情報

集英社コバルト文庫

鬼舞 見習い陰陽師と応天門の変

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著者

著:瀬川貴次イラストレーター:星野和夏子

あらすじ・概要

藤原摂関家を追い落とそうと企てる、呪天率いる鬼の一味。その呪天は、犬蠱の呪いを取り込んだ凶悪なスズメバチすらも意のままに操るようになっていた。搦め手で襲いかかる悪意に、大陰陽師・安倍晴明もついに邸へと戻ることになった。一方、女童の冬路として中宮のもとへ通うことになった道冬は、自らの内で蠢動する「漆黒」が騒ぎ出して――? 陰陽師絵巻、「呪天編」クライマックス!

序章 ある証言
第一章 陰陽師の務め
第二章 晴明の帰還
第三章 黒い感情
第四章 冬路と暦得業生
第五章 朱天と捨丸と
第六章 応天門の悪霊
あとがき