書誌情報
集英社オレンジ文庫
ハケン飯友 僕と猫の、食べて喋って笑う日々
著者
あらすじ・概要
春、無人だった神社にやってきた新米の宮司は、駅前にできたばかりのパン屋の店主・猪田だった。夏、「山猫軒」オーナーの沖守さんが検査入院することになり留守居を頼まれた。その真意は? そして坂井と猫の合宿が始まる。秋、神社の境内でサラダ油で自殺しようとした若者は坂井と猫、猪田に止められてがっつりお説教をされた後、パン屋で働くことに。冬、坂井は沖守さんを大晦日に自宅に招こうとするが先約があると断られ……。坂井と気のおけない友人・猫と、「山猫軒」のオーナー沖守さん、パン屋で宮司・猪田の、美味しくて、ほっとできて、思わず笑ってしまう、賑やかでいとおしい春夏秋冬!
一章 猫は尻尾で春を呼ぶ
二章 人も猫も、夏は平たく長くなる
三章 庭の落ち葉に思うこと
四章 猫舌でも熱々は素敵