書誌情報
集英社オレンジ文庫
神隠しの島で 蒼萩高校サッカー部漂流記
著者
あらすじ・概要
冬の全国大会で準優勝という快挙を遂げた蒼萩高校サッカー部は、部員の父が持つクルーザーで祝勝会を開いていた。みんなが陽気に盛り上がるなか、控え選手だった陸は不思議な歌を聞いた気がした。直後に大きな縦揺れがあり、甲板から海へ放り出され意識を失ってしまう。目を覚ますと、陸は真夏の浜辺に倒れていた。周囲にはチームメイト、そして1、2年の部員やマネージャーなど合わせて10人の姿もあった。この島はどこなのか? 助けは来るのか? なぜ季節が逆転しているのか? それぞれに嫉妬や焦燥、不安、疑心を抱えたまま、無人島でのサバイバルが始まった!
1 真冬の星座
2 サマーサンシャイン
3 予測不可能
4 緩やかな覚醒
5 調査と亀裂
6 決裂
7 吉兆
8 分かち合う喜び
9 潜む脅威
10 生け贄の羊たち
11 タイムリミット