書誌情報
集英社オレンジ文庫
あやかし華族の妖狐令嬢、陰陽師と政略結婚する 3
著者
あらすじ・概要
北風が吹き冬が到来した頃、瀬那と伊月は寝所をともにするようになった。だが、小さい頃に実母が失踪した過去のある瀬那には、子どもができたとしても、どう接していいのかが分からずに悩む。そんな瀬那は、外出先で妹の朝子と遭遇した。朝子は帝都で、行方不明だった瀬那の母親を見かけたという。一方、帝都では呪いを振りまき人々の命を奪う妖狐が出現していた。瀬那の父が経営する料亭は、犯人隠匿の疑いをかけられて営業停止になってしまう。事件解決のため、伊月は帝都警察の邏卒、瀬那は邏卒がよく立ち寄るというカフェーの女給に扮して調査を開始するけれど……。シリーズ完結巻!
第一章 妖狐夫人は母親に思いを馳せる
第二章 妖狐夫人は実家の問題に巻き込まれる
第三章 妖狐夫人は狐狗狸さんからお告げを聞く
第四章 妖狐夫人は最期を看取る
第五章 妖狐夫人は新年を迎える