書誌情報
集英社オレンジ文庫
共感覚探偵 奇々怪界は認めない
著者
あらすじ・概要
土砂災害で行方不明になった9年後に奇跡の生還を果たした祇王芯夜。大学生になっても「生き神様」と噂される芯夜のもとに、奇怪な相談が舞い込んだ。それはお寺に夜な夜な浮遊する火の玉で、目撃者は体調を崩し、ついに死者まで出たという。怯える女性に、芯夜は「怪異も人が作るもの」と一刀両断し、真相解明に動き出す。だが芯夜には、ある秘密があって……。『心を読むあやかし「サトリ」の呪い』『夜な夜な浮遊する火の玉』『子どもをさらう鬼子母神』『炎に包まれた「火前坊」』――「共感覚」を持つ青年による“非”怪奇事件簿 開幕!!
プロローグ
第一話 覚
第二話 鬼子母神
第三話 火前坊
エピローグ