書誌情報
集英社オレンジ文庫
後宮史華伝 すべて夢の如し
著者
あらすじ・概要
後宮――それは、誰もが愛を求め欲に惑う、この世で最も豪華な牢獄。『後宮史華伝』シリーズ本編では語られることのなかった、大凱帝国の後宮に生きる皇族や美姫、宦官たちの秘話が今明かされる。入朝した鬼淵国王太子・凌炎鷲に、宣祐帝の皇后として「再会」した尹白シュは――。(昔日)ある年老いた宦官が語るのは、紹景帝を廃位に追い込んだ「賊龍の案」の真実だった。(日月を双べ懸けて乾坤を照らす)ほか、珠玉の逸話全15編を収録。
昔日(後宮染華伝 番外編)
日月を双べ懸けて乾坤を照らす(後宮染華伝 番外編)
鴛鴦の衾(後宮戯華伝 番外編)
親王画眉(後宮茶華伝 番外編)
亡者の恋(後宮戯華伝 番外編)
喪失(後宮戯華伝 番外編)
禁色の閨(後宮染華伝 番外編)
君を怨み君を恨み君が愛を恃む(後宮茶華伝 番外編)
比目の魚(後宮染華伝 番外編)
烏鳥の私情(後宮戯華伝 番外編)
殷雷(後宮茶華伝 番外編)
夜半の月(後宮染華伝 番外編)
卵翼の恩(後宮茶華伝 番外編)
夕化粧(後宮茶華伝 番外編)
梨花万片 東風を追う(後宮戯華伝 番外編)
あとがき