書誌情報
集英社オレンジ文庫
あやかし姫のかしまし入内
著者
あらすじ・概要
あやかしの姫・毬藻が王位に就いてから数年間、あやかしと人間はうまく棲み分けができていた。しかし、一年と少し前、先代のあやかし王だった夏麦が忽然と姿を消して以来、両者の関係はおかしくなり、さらにはある事件をきっかけに諍いが絶えない。そんなある日、白馬に乗った白い狩衣姿の青年が、たった一人で毬藻を訪ねてきた。なんと彼――日向は帝であり、人間とあやかしの友好の証として、毬藻に「妃になれ」と言ってくる。堂々と乗り込んできた日向を信じて入内する毬藻だが、あやかしと人間の常識の違いに日々問題が勃発。そこに、夏麦が失踪した本当の理由や都を巡る陰謀が絡み合い…?
序章 花のすがたを 見ましかば
第一章 百鬼夜行こそ めでたけれ
第二章 ひときは めでたき 御覚え
間章 心の闇
第三章 捕らへ 苦しめたる
第四章 尊かりける 贄なるべし
終章 きららかに はなやかなり