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集英社新書

中東民衆革命の真実――エジプト現地レポート

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著者

著:田原牧

あらすじ・概要

2011年、2月21日、エジプトを30年間統治してきた大統領、ムバーラクが退陣を表明した。それは、5000年にも及ぶアラブの大国の歴史の中で、民衆が初めて自らの手で体制を打倒した瞬間であった。この革命の余波はシリア、リビア、イエメン、サウジアラビアなど中東に広がり、各地で叛乱の火の手があがっている。エジプトで、ムバーラク政権を追い詰めたものはいったい何だったのか。エジプトを軸とする中東の動きを長年観察し、現地取材を続けてきたジャーナリストが、今後の中東情勢を考える。【目次】はじめに/第一章 静かな興奮/第二章 予測を超えた展開/第三章 旧世代の憂鬱/第四章 タハリール共和国/第五章 下支えした既成勢力/第六章 五十四年体制の崩壊/第七章 新しい革命/第八章 青ざめる米国/第九章 不可視の船出/おわりに

はじめに
第一章 静かな興奮
第二章 予測を超えた展開
第三章 旧世代の憂鬱
第四章 タハリール共和国
第五章 下支えした既成勢力
第六章 五十四年体制の崩壊
第七章 新しい革命
第八章 青ざめる米国
第九章 不可視の船出
おわりに