書誌情報
集英社新書
会社ではネガティブな人を活かしなさい
著者
あらすじ・概要
近年「従業員が幸せ(ポジティブ)になれば会社の業績が上がる」という言説が流布し、多くの企業が従業員の幸福度を上げようと躍起になっている。
しかし幸せ(ポジティブ)になることで成果や業績が上がる人や条件はごくわずか。
むしろ従業員の性格に合わせた働きかた、職場環境、指導が重要なのである。
実験を通して人間の幸せを数値化する「幸福研究」を専門とする著者が、最新の研究から個人の性格に合わせた組織作りや働きかたのヒントを提示する。
【おもな内容】
・不安な気分で創造性がアップ
・ネガティブな人はピンチになると協調的
・心配性な人は管理職に向いている
・従業員あたりの売上高と仕事の満足度は無関係
・従業員全員をポジティブにするのは費用対効果が悪い
・ストレスが多い職場ではマインドフルな従業員が活躍する
・上司がマインドフルだと部下が疲れにくい
・幸せそうな上司のほうが部下の評価が高い
はじめに
第一章 幸せ(ポジティブ)な従業員は業績を上げるのか
第二章 不幸せ(ネガティブ)な従業員こそ重要だ
第三章 マインドフルな従業員
第四章 テレワーク時代の幸福な働きかた
第五章 幸福研究に基づいた幸せな働きかたのヒント
おわりに
引用文献