書誌情報

集英社新書

行動経済学の真実

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試し読み

著者

著:川越敏司

あらすじ・概要

保険や金融、政策にも活用されていることから、「ビジネスパーソンに必須な教養」とまで喧伝されている行動経済学。従来の経済学が想定してこなかった、人間の多様な行動を理論化したことにより、2000年代から脚光を浴び始めた。しかし近年、主要理論の「再現性」に疑問が生じたことにより、その正当性が疑われ始めた。果たして行動経済学は信頼できるのか? 行動経済学会の会長を務めている著者が、主要な成果を再検討することによって、根本から行動経済学を見直す。入門から応用までが詰まった決定版。

はじめに
第1章 行動経済学は科学的か?
第2章 何が利益と損失の違いを決めるのか?――参照点依存性
第3章 一度手にしたものは手放すのが惜しくなる?――保有効果
第4章 損失は利益よりも重要視される?――損失回避性
第5章 ものは言いよう?――フレーミング効果
おわりに