書誌情報

集英社新書

プーチンに勝った主婦 マリーナ・リトビネンコの闘いの記録

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試し読み

著者

著:小倉孝保

あらすじ・概要

夫アレクサンドル・リトビネンコは放射性物質によってプーチンに暗殺されたのか? その真相を明らかにするため、妻マリーナは立ち上がった。だが、この動きを妨害する英国、ロシア。その大国の壁を乗り越え、主婦がプーチンに挑み勝利するまでの過程を、マリーナと親交がある著者が克明に描き出す。同時に、ウクライナ侵攻に踏み切ったプーチンの特殊な思考回路や性格、そのロシアとの外交に失敗した国際政治の舞台裏、さらに国家に戦いを挑んだ個人の姿と夫婦の愛を描く、構想12年の大作ノンフィクション!

プロローグ ポロニウムで死んだ日本人
第1章 英国の壁
第2章 二人の出会い
第3章 暗殺事件
第4章 国際政治の壁
第5章 支援者たち1 アハメド・ザカエフ(亡命チェチェン人)
第6章 支援者たち2 ウラジミール・ブコウスキー(元政治犯)
第7章 支援者たち3 オレグ・ゴルジエフスキー(元二重スパイ)
第8章 支援者たち4 アレックス・ゴールドファーブ(「正義依存」のユダヤ人)
第9章 主婦の勝利
エピローグ 燃えさかる家に飛び込む女性たち
あとがき