書誌情報
集英社新書
父が牛飼いになった理由
著者
あらすじ・概要
『ともぐい』で第170回直木三十五賞を受賞し、10年にわたって自然や動物と対峙する作品を書き続けてきた作家、河崎秋子。実家は父・崇が公務員を「脱サラ」し開業をした「河崎牧場」である。なぜ、父は牧場経営を始めたのか。その謎を辿るため戦国時代からの家系図を遡る。金沢で武士だった先祖、満洲で薬剤師をしていた祖父、満洲から大阪、そして北海道へと移り住んだ父、そして牧場経営の苦労を背負った祖母と母……400年以上に及ぶファミリーヒストリーが、20世紀の日本と戦後の北海道の酪農史へと繋がっていくノンフィクション。
一 脱サラ牛飼いの謎
二 首級を上げたと言われましても
三 それなんて朝の連続テレビ小説
四 もう時効なので語れる話
五 ご先祖の足跡求め金沢へ
六 遅れてきた開拓者と女たち
七 ファミリーヒストリー遺伝子編とユートピアの向こう側
八 昔も今も牛飼いはつらいよ
九 ネクストジェネレーションと母の夢
十 楽しみの見つけ方と逆境からのリベンジ
十一 石に穴を穿つということ
十二 家族と血族と一族と
追記 その後判明したこと