書誌情報
集英社文庫
ソルハ
著者
あらすじ・概要
1996年9月、アフガン政権崩壊。タリバンが首都カブールを制圧し、国民の意見を無視する圧政を敷いた。特に女性には教育の権利も外出の自由も存在しない。それでもビビは、勉強にも世界の動きにも好奇心旺盛な少女だった。生まれた時から戦争が日常の風景だったビビは、何を決意し、どんな支えを持って生き抜いたのか。平和へのメッセージを込めた渾身の一冊。第60回小学館児童出版文化賞受賞作。
第1章 ラピスラズリ
第2章 入学
第3章 発電所
第4章 ロケット弾
第5章 タリバン
第6章 禁止令
第7章 コーラン
第8章 葬式
第9章 一万時間の法則
第10章 サッカー場
第11章 輪っか回し
第12章 遠出
第13章 バーミヤン
第14章 マスード司令官
第15章 手紙
第16章 爆破
第17章 空爆
第18章 凧あげ
あとがき
アフガニスタンという国
かつて子供だった大人のみなさんへ