書誌情報
集英社文庫
家康が最も恐れた男たち
著者
あらすじ・概要
「遺訓の言葉はな、恐れた相手たちから学んだことよ」病床に伏す徳川家康は、遺訓を書き終えて側近の儒者・林羅山に告白する。自分は怖がりだったが故に、天下を取れたのだと――。信長、秀吉、利家、三成など、家康が出会った八人の武将たち。彼らの何に恐れ、何を学んだのか。天下統一を成し遂げるまでの半生を家康視点・時系列で追うことで彼の実像に迫る、連作短編集。2023年NHK大河ドラマの主人公、徳川家康をこれまでにない新たな切り口で描く、集英社文庫の家康小説第一弾!
序章
其之 一 武田信玄
其之 二 織田信長
其之 三 真田昌幸
其之 四 豊臣秀吉
其之 五 前田利家
其之 六 石田三成
其之 七 黒田如水
其之 八 真田信繁