書誌情報

集英社文庫

素晴らしき世界 ~もう一度旅へ

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著者

著:吉田修一

あらすじ・概要

お茶会の奥深さを知り、各地のリゾートで五感を刺激され、湖の静かな佇まいに惹かれる。さまざまな事情や制約があろうとも、旅とともにある日々から得た活力が、これまでの創作活動につながってきた。世界は完璧ではない。しかしこの青空の下、世界は素晴らしく、美しい。それを教えてくれる旅こそが人生を豊かにしてくれるのだ。15年にわたり続いた機内誌エッセイ、ここに堂々完結!――「別れを惜しむよりも、出会えたことに心から感謝したいと思っております。それこそが『旅』というものなのだから」

初めてのお茶会
リモートワーク元年
スター誕生
ファインプレーに酔う
世界のスープ
トルコに馴染む
星降るランプの宿・長野
五感を刺激する場所
猫と平和な夏
湖の魅力
人生初のトークショー
三年ぶりの台湾! タイワン! TAIWAN!
三十年ぶりのロサンゼルス
祝・皇居ランデビュー
西の富士、東の筑波
『太陽は動かない』inブルガリア
佐賀のポテンシャルは高い
二〇二〇年、苦難の年。
沸いていたはずのTOKYOの夏
鹿島神宮、光の道
里見とんと鎌倉
自分なりのリラックス
猫の生活、人の生活
熊野三山の祈り
夏の日差し、冬の日差し
素晴らしき世界 ~もう一度旅へ