書誌情報
集英社文庫
小福ときどき災難
著者
あらすじ・概要
よいことばかり起こればいいけれど、実際はそうもいかないのが人生です。荒ぶる天候、揺れる体調、折に触れて感じる世の中への怒り。だけど、災難続きの日々の中にも小さな“福”は必ずある! 大好物の桃の季節になると時々つくる、桃とルッコラのサラダ。猛暑のなかビーズワックスのラップ作りに挑戦。コロナ問題で殺伐とした日々でも、近所のウグイスの鳴き声に心を和ませる……。ストレスフルな毎日をすこし快適に、すこし楽しく変えてくれる「小さな幸福」を探して、時に成功、時に大失敗の悲喜こもごもを綴る共感必至のエッセイ集!
災い転じて福となす
アボガドショック
うれしい疲れと辛い疲れ
確定申告と梅まつり
お買い物後見人
お金は貯まらず物が溜まる
掃除機とハーブティー
桃の幸せ、ラップの悩み
おネコ様と乳母
豆苗と台風
三十年後の巡り合い
待ちに待った『ケチじょうず』
年金ふざけるんじゃない
ヘルプマークがあってよかった
人間以外、何でもかわいい
マスクとアマビエ
テレビ台からマスク発掘
相変わらず家にいる日々
テレビは不要といいながら
人生二度目のかき揚げ作り
あとがき このごろの小福と災難
文庫版あとがき