書誌情報
集英社文庫
人生の道しるべ
著者
あらすじ・概要
困難な時代を生き抜く、知恵の対話。創作、家族、人間関係、健康、死生観…。小説が問いかける「幸せ」のかたちとは。20年ぶりに出会った世代も作風も異なるふたりの作家の共通点は、人間の「生」を力強く肯定する作品を書き続けていること。「ぼくは、小説の世界では、心根のきれいな人々を書きたい」(宮本輝)。「読んだ人に『自分と同じだ』と感じてもらえたら、ちょっとした治癒が起きるんじゃないか」(吉本ばなな)。思索が詰まった珠玉の対話集!
まえがき 宮本輝
文庫版まえがき 宮本輝
第一章 作家の資質
第二章 人間の成長とは
第三章 人生の達人
第四章 父として、母として
第五章 心と体を健やかに
第六章 「死」はいつも身近にある
第七章 生きること、書くこと
あとがき 吉本ばなな
文庫版あとがき 吉本ばなな