書誌情報
集英社文庫
銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に
著者
あらすじ・概要
南軽井沢の銀河ホテル。イギリス風の瀟洒な洋館の一角に、「手紙室」がある。室長の苅部文彦は、このホテルに居候する風変わりな男。彼の手紙ワークショップを受けると、なぜか心の奥のほんとうの気持ちが見えてくる。娘家族と最後の思い出作りにやってきた老婦人、秘密を抱えたまま仲良し三人組で卒業旅行にきた女子大生――銀河ホテルを訪れたお客さんが、好きな色のインクで、思い思いの言葉を綴る。手紙を書くことで己の人生を見つめ直し、人生と向き合う感動のシリーズ第1作!
第1話 夜の沼の深い色 Baltic Memories
第2話 ラクダと小鳥と犬とネズミと Joy Sepia
第3話 また虹がかかる日に Sea of Illusion