書誌情報
集英社文庫
MEMORY
著者
あらすじ・概要
葬儀店のひとり娘に産まれた森野、そして文房具店の息子である神田。同じ商店街で幼馴染みとしてふたりは育った。中学三年のとき、森野が教師に怪我を負わせて学校に来なくなった。事件の真相はどうだったのか。ふたりと関わった人たちの眼差しを通じて、次第に明らかになる。ふたりの間に流れた時間、共有した想い出、すれ違った思い……。大切な記憶と素敵な未来を優しく包みこんだ珠玉の連作集。
ACT.1 言えない言葉 ~the words in a capsule
ACT.2 君といた ~stand by you
ACT.3 サークル ~a circle
ACT.4 風の名残 ~a ghost writer
ACT.5 時をつなぐ ~memory