集英社文庫
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2007年10月19日発売
935円(税込)
文庫判/400ページ
ISBN:978-4-08-746220-3
2011年8月26日発売
著:北方謙三
官は十万以上の兵で、梁山泊への進攻を開始した。流花寨(りゅうかさい)には趙安(ちょうあん)の軍が押し寄せ、呼延灼(こえんしゃく)、関勝(かんしょう)、穆弘(ぼくこう)がそれを迎え撃つ。呉用(ごよう)は流花寨の防衛に執心するが、官の狙いは別の所にあった。董万(とうまん)の大軍が息を潜め、急襲の秋(とき)を待っている。一方、孔明(こうめい)と童猛(どうもう)は官の造船所の襲撃を計画した。強固な防備の中、百名の寡兵で潜入を試みる。そして、ついに董万が疾風の如く動き出した。北方水滸、決死の十三巻。