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集英社文庫
天馬、翔ける 源義経 上
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あらすじ・概要
【第11回中山義秀文学賞受賞作】平安末期。平氏追討の決起を促す以仁王の令旨が兄弟の運命を変えた。奥州藤原氏の下に逼塞していた弟・義経、そして伊豆に流罪となっていた兄・頼朝。黄瀬川で対面を果たし、力を合わせて源氏再興を図る二人だったが、かたや類いまれな政略家、かたや知勇並びなき天才武人。兄弟の溝は深まる一方だった。源平合戦の固定観念を打ち破った歴史大作。風雲急を告げる波瀾の第1巻。
第一章 令旨来る
第二章 熊裁き
第三章 頼朝挙兵
第四章 奥州出奔
第五章 兄弟対面
第六章 片瀬の浜
第七章 頼家誕生
第八章 失われた都
第九章 木曾義仲
第十章 十月宣旨
第十一章 法住寺焼討ち
第十二章 頼朝軍上洛
第十三章 義仲最期