書誌情報

集英社文庫

吾輩は漱石である

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著者

著:井上ひさし

あらすじ・概要

明治43年8月24日水曜日。漱石44歳、修善寺の大患の大吐血。意識の闇のなかで育英館開化中学の職員室が現われ、あの三四郎が活躍し、マドンナがほほえむ。劇作の魔術師が描く笑いと思索、そして透明感いっぱいの夏目漱石。

抱かれて血を吐くプロローグ
1 さくら
2 アネモネ
3 しらゆり
4 あやめ
生き永らえてエピローグ