書誌情報
集英社文庫
こちら救命センター 病棟こぼれ話
著者
あらすじ・概要
「ハイ、救命センターの当直です」「24歳の女性なんですが、眠剤を多量に飲んで意識がないんです」「わかりました。すぐ搬送してください」消防署からの依頼である。救命救急センターの電話は、途切れることがない。死ぬか生きるか24時間態勢で取り組む救命救急センターの若き青年医師と、看護婦、そして患者が織りなす、心温まるドキュメンタリー。
はじめに
I(卒業
再発
心臓神経症
病理検査
外妊
肝転移
呼吸困難
スキルス
過換気症候群
内視鏡)
II(配置転換
自殺
暴走族
子供の日
スーパーマン
処置婦
新人類
教育係
理不尽
酒酔話)
III(贈る言葉
休憩室
ヒステリー
ICUシンドローム
わがまま
本心
ダダッ子
母親
罠
堂々巡り
タケシとアキラ
マニュアル
幻想
悪心
ボケ
おじいちゃん子
五月の風
溜息
五周年
予感
今年こそは
メッセージ
ベテラン――あとがきにかえて)